SSブログ

小森健太朗『大相撲殺人事件』案外普通に面白い [本]

小森健太朗『大相撲殺人』

大相撲殺人事件 (文春文庫)

大相撲殺人事件 (文春文庫)

  • 作者: 小森 健太朗
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/11/01
  • メディア: 文庫
ちょっとした手違いで相撲部屋千代楽部屋に弟子入りすることになったマーク。しかしそこで遭遇したのは立ち合いでの爆発、頭無し前頭、対戦相手連続殺人、最強アゾート、そして黒力士。凄惨な事件の数々だった…
ツィッターで話題になっていた本。荒唐無稽なあらすじでしたが、読んでみたら案外普通に楽しめました。切り抜くと無茶苦茶っぽいですが、展開は結構丁寧に描かれているので、呆れるようなことがありません。テンポよく展開して全く飽きず、するする読めます。2時間潰すのだったら最適って感じの読み物ですね。
最初は外国人マークが主人公っぽいのですが、だんだん影が薄くなり、ボンクラの御前山が目立ちだすのはなんか少し寂しいですが。
しかし言いようによってはキャラも立っていて、続編出てもおかしくないと思います。ただし力士が死にまくるので、場所開催に影響出てしまいますが。

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。