SSブログ

『青い文学シリーズ 桜の森の満開の下』前編 [アニメ]

文学作品を人気漫画化のキャラデザインでアニメ化したシリーズ。今回は"BLEACH"の久保帯人氏のデザイン原作は坂口安吾

『青い文学シリーズ 桜の森の満開の下』前編

堕落論 (集英社文庫)

堕落論 (集英社文庫)

  • 作者: 坂口 安吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1990/11
  • メディア: 文庫

 

満開の桜にいいも知れぬ恐怖を覚える男。男は山賊。奪い、攫い、山中で七人の女と暮らしている。ある日都から来た女に出会うが…

前シリーズの”人間失格”は、「誰がこんなの見たいんだ?」って感じの気持ち悪い仕上がりでしたが、この作品はまた思いっきり違う味付けでした。深夜にU局で放送している灰汁が強い萌えアニメのような感じです。

”スタイリッシュ”を意識したオープニングから始まり、観客にツッコミを求めるようなギャグ、突然のデフォルメ、ミュージカル調のシーン、凄惨な虐殺など、なんかもうすごく”どこかで見た”観がありました。まあ故意に”今のアニメの作風”で作ろうという試みなのでしょう。でも”人間失格”と違うアプローチですが、やはり「誰がこんなの見たいんだ?」って感想に行き着きそうです。

なんか、この企画自体が間違っていた気がします。そもそも原作、私、読んだはずなのに全く覚えていません。”夜長姫と耳男”は相当グッと来たのに。

ところで。話は飛びますが、坂口安吾原作作品の映像化といえば”不連続殺人事件”がオススメです。ピカ一に扮した内田裕也さんが、人を異次元に誘い込む演技というかスタンド攻撃をしてきます。

記事が気にいった方は下の"nice!"を押していただけると嬉しいです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。