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大塚英志『キャラクター小説の作り方』主張。 [本]

ネタ切れスパイラルいまだ脱却できず。早く秋ドラ始まってくれ。

大塚英志『キャラクター小説の作り方』

キャラクター小説の作り方

キャラクター小説の作り方

  • 作者: 大塚 英志
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/02/20
  • メディア: 新書

結構好きな作家、大塚英志の本。タイトル一見すると小説を書くためのHOW TO 本のようですが、その割合は少し。大半が著者の小説論です。

私はモノが書けるようになりたいのでHOW TO(っぽい)本、結構手に取るんですが、どうもどれもしっくりしませんねぇ。この本も読み物としては読み応えがあるし、一部実践してみようと思うところはあるんですが、元々癖のある著者なのでやっぱり癖のある内容です。

既存の考えをとにかく否定したがる。『キャラクターはパターンだ』とか。『ありがちなキャラクター』自体が悪いわけでなく、そこからドラマが導き出せれないのが悪いとか。

偏った考えで面白いのは面白いんですけど、もの凄く精神論に近い。キャラクター小説出版界の現状にたびたび批判が入るし。

私としてはそんなのどうでもよくって、最近はどういうキャラが受けるとか、何故受けるとか、そういうのが知りたかったんですよ。ぶっちゃけとりあえずメガネだしとけ、とか。

なんか盛りを過ぎた元有能社員のお説教を聞いてるような、微妙ないたたまれなさを感じました。サイコ(※1)…まだやってるんだよね…

※1 サイコ:大塚英志原作の漫画『多重人格探偵サイコ』のこと。とにかく何もかもがひっからまり、訳が分からなくなっている。

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コメント 2

k

もの書きたいんだったら、とりあえず「づつ」を「ずつ」と書いた方が宜しいかと存じます。
by k (2008-09-18 06:16) 

けんたろう

直した!めちゃめちゃいっぱいあって大変でした。
by けんたろう (2008-09-18 19:37) 

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