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『ハチミツとクローバー』7巻・4年目夏 [ハチクロ]

アニメももうすぐ最終回。単行本レビューも追いつかなくっちゃ。

『ハチミツとクローバー』7巻ストーリーズ

ハチミツとクローバー (7)

ハチミツとクローバー (7)

  • 作者: 羽海野 チカ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/03/18
  • メディア: コミック

旅に必要なのは目的地ではなく。

あてもなく自転車を漕ぎ出した竹本くん。仙台で修復士の一団とめぐり合います。ちょうど自転車も壊れたところ。しばらくそこでバイトをすることになります。

一方浜美でははぐが夏休み子供絵画教室の先生に挑戦。ドキドキしながらも、ちゃんと仕事をこなすはぐ。入学した頃とは大違いです。

山田は藤原デザインでとうとう理花さんと遭遇。自分を傷つけながら生きている理花さんの姿を見、少々卑屈になってしまい森田さんに怒られていました。

居心地のいい修復士たちとの生活でまたしても自分を見失いかけていた竹本くん。しかしそこで出会った人々により、また進みだすことを選択するのでした。そして帰還。竹本くんは今まで胸に秘めていた思いをはぐに告げるのでした。

時間はほとんど進んでいませんが、多くのテーマが示され、かつ全体的にテンションの高い面白い巻です。脇のキャラクターも魅力的。はぐが絵画教室で教える一樹くんは、頑張って背伸びし続ける男の子。好きです。

竹本くんに道を示してくれるしんさんもすごくカッコいいですね。兄貴of兄貴ス。こんな兄貴が欲しい!

ただ屋上で原田に語りかけている花本先生の姿を見ると、どうにもラストがしっくりこないんのもまた事実。うーん、本当に予定通りなのかなぁ?

巻末にはニャンざぶろう伝説も収録。出番はほとんど無いのに大人気、ローマイヤー先輩が活躍します。

なーんとなく作者の羽海野先生のテンション自体も非常に高かった感じがします。勢いがあってかつストーリーも単調ではなくテンポもグッド。これが数ヶ月後にはあんなことになっちゃうんだから。

時間が経過していないのでそれぞれ変わらず、竹本くん4年生(5年目)、はぐ4年生、山田研究生3年目(助手?)、真山原田デザイン事務所、森田さん日本画科3年生。日本画科行ってる様子はないけど。

空っぽの音は空っぽだから聞こえるのでは無く。夏は終わりますが、4年目はまだこれからです。

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