『アニメ・ハチミツとクローバーⅡ』chapter.10 [ハチクロ]
『アニメ・ハチミツとクローバーⅡ』chapter.10
原作chapter.60,61?に相当。既刊単行本9巻までに収録されているのがchapter.60までなので正確なところは不明。強い気持ち。優しい言葉、本当はかけて欲しいのは自分。
はぐの現状を真山から聞き、突然帰って来た森田さん。はぐを連れて姿を消してしまいます。さらに竹本くんはその事件を通し、強烈な花本先生の意思を知ります……
非常に見ごたえのある話でした。この物語、私は原作のラストに少々納得が行かなかったのですが、今回の話はその点に説得力を与える演出がされています。ラストまで見た後、原作と見比べてみてください。
前半は久しぶりのコメディタッチ、キャラデザも以前に戻っていましたが、その分後半が猛烈に気合が入っていました。
特に花本先生に抱かれるはぐの可憐さはすごい!あの表情は原作にないものです。
相変わらず声優さんの演技もいいです。溢れそうになるはぐの感情。それを丁寧に丁寧に流す花本先生。二人の絆が痛いほどよく伝わりました。
はぐに優しい言葉をかける森田さんと、それがすぐに『弱音』であることを悟るはぐもよかったです。
恋愛のせつなさ、ハイテンションなギャグだけがハチクロの持ち味ではないことがよく分かる話でした。もうすぐ最終回。少し寂しいですが楽しみでもあります。
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