『アニメ・ハチミツとクローバーⅡ』chapter.7 [ハチクロ]
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『アニメ・ハチミツとクローバーⅡ』chapter.7
原作chapter55,56に相当。森田兄弟の事情です。
ハチクロどころがアニメとして相当異色の重く、暗い話でした。達夫おじさんの心。それが分かる馨。光が見えない2人の物語です。
奔放な天才に惹かれて、牽かれて、憧れて。大好きな親友の存在が、その光が、自分の矮小な影をあまりに強く描き出すから。色の無い自分の思い出の中、常に鮮烈に輝いていた親友を裏切ったとき、その思い出までも色褪せて。
演出もとてもよく、スガシカオ『夏陰』バックのシーンで涙があふれました。
私も飛ばない飛行機を持った人間だから。
そして静かに上がる『終わりの始まり』の幕。ハイテンションギャグからハチクロに入った人は本気で注意してください。今回の話で鬱になってるようじゃ、これから乗り切れませんよ。心構えをオススメします。私は単行本で原作読んだとき、立ち直るのに結構かかりましたもの。
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