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鳴海丈『乱華八犬伝 天の巻』 [本]

鳴海丈『乱華八犬伝 天の巻』


乱華八犬伝 天の巻 (トクマ・ノベルズ)

乱華八犬伝 天の巻 (トクマ・ノベルズ)

  • 作者: 鳴海 丈
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2004/11/19
  • メディア: 新書

剣の道一筋に生きてきた出雲京四郎はある日、自分の使命を知る。それは里見家再興の為、8人の処女と交わり宝を見つけなければいけないという、エロ過酷なものだった…

処女とファックすると珠が手に入るよ。それを8つ集めると大金が手に入るよ。その大金を賄賂に、御家を復興させるんだ!っていい設定ですね。もう、なんかいい設定だね。
冒頭では童貞の主人公がまず房術を身につけて、でも元々イケメンだから、基本出合いさえすれば八犬女(珠出す処女ね)は喜んで抱かれるのな。あーちょろいちょろい。そこ魂之介は男も惚れる好漢だけれど、京四郎はそういう描写が無いのがどうにもとっつきにくいです。
ストーリーはワンパターンでキャラが少ないので魅力もいまいち。テンポの良さはさすがですが…鳴海丈先生は巨魂侍が最高傑作なのかなあ。

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