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鳴海丈『大江戸巨魂侍9』いったん終わり。 [本]

鳴海丈『大江戸巨魂侍9』


怪魔人 妖獄の大血戦 大江戸巨魂侍九 (廣済堂文庫)

怪魔人 妖獄の大血戦 大江戸巨魂侍九 (廣済堂文庫)

  • 作者: 鳴海 丈
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 2015/12/21
  • メディア: 文庫
瀕死の美女から不思議な笛を受け取った魂之介。そして鳥居 耀蔵、触れずに人体を破壊する怪物らとの三つ巴の争いの中、とうとう闇将軍との最終決戦に…

大江戸巨魂侍最終話。と言っても続巻あるの知っているけれど。この時点では廣済堂文庫が無くなるみたいに書いてあったけれど、どうなったのかね。
要は打ち切り状態だったのか、駆け足感が否めないです。にもかかわらず新キャラ出しちゃうし。なかなか強烈なキャラではありましたが、出来れば長らく描いたキャラで最終決戦は盛り上げて欲しかったなあ。ラスボスが肉体派じゃないから、直接対決無しだったし。
シリーズでは7巻が断然面白いのですが、特に悪役がキレてました。巨魂侍唯一完敗しているし。それを超えるキャラが作れなかったのが残念。それにマンネリを気にしすぎたのか、後半黒百合が目立たなくなっていくのも寂しかったです。
さて、仕切り直しでどうなるのか。

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