井沢元彦『悪魔の復活』考えなくていい。 [本]
井沢元彦『悪魔の復活』
伊賀忍者レイ・ヤマトは突如恋人殺しの罪で捕らわれてしまう。そして自分そっくりな男が犯罪を重ねていること、その陰にかつて滅ぼした悪の存在を知る…
何も考えないで読める井沢元彦作品。しっかり期待通りでした。恋人出てきて、「これが弱点になるのかー」と思ったんですよ。とんでもない。数行後にはもう死んでました。「これだけ主人公が強いんだから、コピーが最大の敵だろなー」と思ったんですよ。前半で死にました。
シリーズ3作目らしいですが、全く気にならない。ていうかストーリーはそこそこどうでもいい。その勢いを堪能する作品です。世界の諜報組織相手に引けを取らないレイなのに、能筋の怪物には苦戦するというのもまた味です。こういう小説もっと知りたいわ。
2017-01-13 21:56
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0