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井沢元彦『悪魔の復活』考えなくていい。 [本]

井沢元彦『悪魔の復活』


悪魔の復活 (角川文庫)

悪魔の復活 (角川文庫)

  • 作者: 井沢 元彦
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1988/11
  • メディア: 文庫

 

伊賀忍者レイ・ヤマトは突如恋人殺しの罪で捕らわれてしまう。そして自分そっくりな男が犯罪を重ねていること、その陰にかつて滅ぼした悪の存在を知る…

 

何も考えないで読める井沢元彦作品。しっかり期待通りでした。恋人出てきて、「これが弱点になるのかー」と思ったんですよ。とんでもない。数行後にはもう死んでました「これだけ主人公が強いんだから、コピーが最大の敵だろなー」と思ったんですよ。前半で死にました

シリーズ3作目らしいですが、全く気にならない。ていうかストーリーはそこそこどうでもいい。その勢いを堪能する作品です。世界の諜報組織相手に引けを取らないレイなのに、能筋の怪物には苦戦するというのもまた味です。こういう小説もっと知りたいわ。


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