谷津矢車『からくり同心景』どこにでもある序章。 [本]
谷津矢車『からくり同心景』
父の後を継ぎ同心となった慎之介は、壊れたからくり人形に出会う。人のようにふるまい、慎之介を主と呼ぶそのからくりに惹かれるように、奇妙な事件が…
ものすごいどこにでもあるような設定の序章だけで話が終わりました。なんじゃいこれ。そしてちょっと調べたら、これ作者の意に反した改変があり絶版、シリーズ凍結になっているんだってね。おお何とも悲惨な話じゃワイ。
そうなるとこのどこにでもある魅力ない話は作者の力じゃないのかもしれないね。もう忘れられるだけの本か。それはそれで淋しいね。
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