bpm公演『シーサイド・スーサイド』 [演劇]
演劇の話題。
bpm公演『シーサイド・スーサイド』
at 全労済ホール/スペース・ゼロ
私的満足度:★★★★☆(3.5)
お笑いコンビ”スーサイド”の西川(宮下雄也)は、飲み明かして砂浜で目覚めると、渋谷・新宿・原宿系天使から”自殺の理由”を問われ始める。自分には心当たりがない西川だが、彼の身近には…
”死”の間際で天使と悪魔と作家がわたわたするシチュエーションコメディ。笑えてグッと来ました。元々この劇団、っていうか浅沼晋太郎氏が作・演出を手がけた作品はとにかくエンタテインメントとしての完成度がメチャクチャ高く、必ず安定した楽しさが期待できます。でも正直、役者の飛躍みたいなものは見え辛いかな。予定通りの笑いと感動と言う感じ。
私はあまり知りませんが、スターも結構出演されているよう。声でさまざまな音声を再現するケント・フリック氏の出演は面白い試み。あとグラビアの次原かなさんが割とハマリ役だったと思いました。彼女の他の芝居がちょっとみたくなるくらい。
ただ元々私が大好きな猪狩敦子さんはあんまりおいしい役じゃなくて残念。作家。作家が圧倒的においしい所、持っていっちゃうだもの。ありゃずるい。
充分面白いのになんか空席が目立ちました。残念。この舞台のキャラクター、作家つながりでもう一本芝居があり、そちらも観に行きます。
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