『少林虎鶴拳』ラストあっけねえな。 [映画]
『少林虎鶴拳』
監督:ラウ・カーリョン 出演:チェン・クァンタイ他 by うちのDVDプレイヤー
私的満足度:★★★★☆(3.5)
白眉道人(パイ・メイ)に師を殺された少林寺のホン・シークゥアン(チェン・クァンタイ)。潜伏し、やがて家族を持つが、復讐の時の為、常に鍛錬を怠らなかったが、一方で妻の武術を受け入れず、己の虎形拳でのみ、戦おうとし…
見ごたえがあるのですが、オープニングが最もハードで徐々にぬるくなる、謎の構成。冒頭で自ら捨て石になる男のアクションもすさまじいし、無数の矢に射貫かれ立ったまま絶命する様には敵も「立派な男だった」と感服します。その後もここでやられた傷が癒えていないって描写が良かったです。
ただ白眉道人の技は急所を移動させるものらしく、金的を当てた足が外れず引きずりまわされるという凄絶に格好悪いものなんですよね。
あと意味はあるものの、妻が身につけている拳法の中に”股を開かせない”という技術があり、それを巡って初夜の2人がドンジャラホイ、みたいな描写があるのもなんかもう。
息子のファッションセンスがどうかしているのが残念でした。ラストバトルはどう見てもオヤジの方が強かったのに、終始押されていた息子がしかしトリッキーさのみであっけなく勝ったので、これ妻の技さえ習っておけばオヤジ圧勝だったんじゃね?と思ってしまいました。
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