井沢元彦『芭蕉魔星陣』役立たず転生戦士 [本]
井沢元彦『芭蕉魔星陣』
心中を図った大学生の明とミユキは気が付けば役小角の前にいた。そこで彼らは、怨魔皇帝の復讐を阻む為、松尾芭蕉と共に戦いへ赴くことになる…
頭空っぽで読みたかったので選んだ著者ですが、さすがにもう少し頑張ってほしかったです。前半のボリュームに対して後半のしりすぼみ感が凄く、設定を上手く活かせなくて投げたんだろうなーと思いました。
転生する大学生2人が心底役に立たたず、生身の、結構歳の芭蕉が一人で頑張り続けるハメになります。その間に歴史の出来事おこりつつ、てか敵の復讐が達成されてるよね。かなり民衆苦しめられちゃったよね。遅いよね。解決するの遅すぎるよね。
まあ敵もすげえ規模が小さく、しかし最初の一手が致命の一手で勝利しておりほんとなんだこれ。水戸黄門とか全然役に立たないし。思わせぶりに出て来た助さんも別に何もしないし。そういう方向には意外性があったけれど。
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