『花のズボラ飯』 [漫画]
話題になったの結構前なのでいまさらですが。
『花のズボラ飯』
夫・ゴロさん単身赴任をいいことに、ズボラな生活を送る駒沢花30歳。だがしかし、美味いものは食べたいもの。適当手抜きで美味いものを食べてゴマン悦の花ライフ。
飯もの漫画は数あれど、なかなか特異な作品です。まず、飯が別に美味そうじゃない。ちまちましてカワイイ作画なのですが、その描写は飯を描くのにはちっとも向いていない。っていうかこれ多分、飯を美味そうに見せるのが目的じゃないですね。美味いものをたべてシヤワセーな、花を見せる漫画だわ。人はそれで充分飯、食べたくなるんだね。
ぽちゃぽちゃした感じの花は、かわいいのですがちっとも萌えキャラじゃないです。シャワーシーンも多いけれどエロは感じず。変なオヤジギャグ…というかマニアックなギャグを1人口走り、っていうか全編独り言ばっかやで。にもかかわらず全体の外殻としてかわいいという、奇跡のバランスのキャラ。なにこれ。
お話だって起承転結まるで無く、ただ日常の一部分を切り取っただけで、だが、それがいい。ですよ。困ったものだ。
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