『3月のライオン』第4巻 [漫画]
『3月のライオン』第4巻
多くの人の思いを背に受け、胃に受け、獅子王戦に臨む島田八段。零は身を削りせめぎ合う島田八段、そして宗谷名人の姿を見る…
島田八段の戦いが描かれる巻。案の定、”人外”である宗谷名人の前に、普段とは違う野性、凶暴さまでも滲み出した島田八段ですが、完全に圧倒的にはじかれます。この様は伊達vsリカルド・マルチネスしかりですね。全力、死力を尽くし噛み付いたつもりの挑戦者に憐れみを送る人外。島田八段の敗因は”相手は「宗谷」”ですか。これは折られたな。羽海野先生的にヒイキキャラっぽい島田八段ですが、これから輝ける可能性はあるのか?
それに当分零の届く相手じゃないですね、宗谷名人は。いや最後まで届かないこともあるんじゃないか、この描き方ならば。
香子と零の姿を見たあかり姉さんの感想が、さすがおっとりしてても夜の世界に生きる女。零のグズグズグタグタさ加減を見抜いてました。いやでもね、香子タイプの弱い気持ちよく分かるわー。あかり姉さんが100点いい女でも、香子の魅力はまた別にあるからね。
これで物語は零に帰るのかな?
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