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『ザ・フォッグ』察しがいいなお前ら [映画]

リメイク版のほうです。元はジョン・カーペンターの作品。

『ザ・フォッグ』 

ザ・フォッグ [ノーカット版] コレクターズ・エディション [DVD]

ザ・フォッグ [ノーカット版] コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

 

監督:ルパート・ウェインライト 出演:マギー・グレイス他 by テレビ朝日シネマエクスプレス

私的満足度:★★☆☆(2.5)

かつて4人の英雄の手で発展した港街。しかしその裏には残酷な惨劇があった。その憎しみを抱えた悪霊が、霧と共に街を覆い尽くす…

普通でした。すごく普通でした。霧の中から現れる悪霊、って言われるとちょっと異質ですごそうな気がしますが、まあ普通幽霊はピーカンの中現れませんものね。映像的に目新しい感じはありませんでした。

っていうか、霧に包まれたらなんかおかしなことが起こる、って現象、かなりひいき目にみても”何が起こっているのかわからなくってパニックになる”のが関の山だと思うのですが、この映画だと登場人物がかなりすぐ”悪霊キタコレ”と受け入れてくれるのが面倒くさくなくって良かったです。

…大体ホラーって、見るほうは怪異が見たくて見てるので、登場人物の「化物なんているわけない!」的叫び、マジいりません。いや知ってるから。こっちはいるの知ってるから。もう痛いから。あんたの叫び痛いからって感じ。その点この映画は、主要人物が自然と一箇所に集まったり、もう見てる側を上回る速度で何かと察してくれて大助かりです。

この映画の悪霊は”先祖の恨み”を”子孫にはらし”に来るので、ちょっとやな感じのおっさんが「私は何もしていない!」と叫んだ時は、「ですよねー」と思いました。悪霊、構わず殺ってましたけどね。

ちなみにラストの意味はさっぱりです。


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