『とめはねっ!』4巻 [漫画]
連載誌ヤングサンデーの休刊を乗り切って、スピリッツに移籍。本当によかった。
『とめはねっ!』4巻
夏休み。偶然鵠沼高校の宮田麻衣の家でバイトを始めた縁。それをみた望月さんは微妙に不愉快に。さらに宮田ちゃんも、微妙に縁を意識中。縁、唐突にモテ期突入か…
宮田麻衣ちゃんがセカンドヒロインとしてまさかの参戦。彼女の性格こそがまさに河合克敏イズグレイトを物語っています。間違いなくかわいいんです。そうでありながら天然でコビっとを身に付けている。気持ちの良いキャラクターではない。かといってその方面に突出しているというほどでもない。ツンデレなど記号的簡略化された表現が好まれる漫画で、このひと言で性格を説明出来ないキャラクターを描くとは。とは。あとどうでもいいですが宮田ちゃんすげー貧乳だな。
”書”そのものについても相変らず極美のおもしろさです。望月さんが崩した字の良さを知るくだり、手島右卿氏の”崩壊”のエピソード。”書”の可能性を教えてくれます。
移籍話があった為か、この巻では”Dの遺伝子”勅使河原君やブラック日野ちゃん、そもそも三先輩があまり活躍しないのがちょっと残念。特に勅使河原君には、洞口雄大の領域までいってくれることを期待します。
しかし…この漫画本当に面白い。現在連載中の漫画の中で一番好きです。ドラマ化の話とかないのかな?
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