石黒正数『ネムルバカ』面白くなくっちゃ [漫画]
”それでも町は廻っている”他、オススメのマンガ家石黒正数先生の作品。
『ネムルバカ』
大学女子寮同室の先輩・鯨井ルカと後輩・入巣柚美。なにがやりたいんだかなにもやりたくないんだか。沸騰する温度が分かっていても今何度かわからんような、そんなぬるま湯で煮立てられたような生活を送る、大学生という時間…
イマイチでした。石黒作品をかなり見てきている私として、先生がどういうものを描きたいかは分かる気がします。モラトリアム期の中途半端な焦りややる気や時々の希望や絶望や憧れ、そんなものが煮詰まっているようで実はえらく薄味の時間。その滑稽さやらなんちゃらを描きたいのでしょう。
でも、キャラクターも平凡。ストーリーもありきたり。これまでの石黒作品に見られたなんともいえない安心感もみられず。普通に見所のない漫画でした。
まぁ同時に”それ町”4巻発売されたかいいですけどね。エビちゃん可愛いぜ!つかみどころが無いぜ!
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