『3月のライオン』1巻 [漫画]
”ハチミツとクローバー”の作者、羽海野チカ先生の新作。ヤングアニマルという、混沌を高速攪拌したような雑誌で連載されているので、女性は単行本購入をオススメします。
『3月のライオン』1巻
プロ棋士桐山零。傷を抱える彼と、その周りの人々たちの優しさと、透けて見える哀しさの物語。
とても羽海野先生らしい作品です。優しく楽しく魅力的な登場人物たち。零にあたたかく接する三姉妹。いやあかりさんはマジ”ヤバ”いっす。羽海野作品最高のボインさん。銀座のホステスでもある彼女、酔った零を吐かせるシーンなど、なんというか絶対的な大人を感じさせ、普段のやや抜けた感じとあいまって、たまらん塩梅です。
そして私的これから来る!のが、零が世話になった人の娘、香子。”ハチクロ”にはいなかった、烈火の人。1巻では出番は少ないですが凄く気になる存在です。
所々入るギャグもキレてます。青年誌連載ゆえか”月下の棋士”ネタ!さすがOTAKUの羽海野先生!ハチクロファン女子のポッカーン顔が浮かぶようだぜ!
優しさの間に、通り過ぎるように、でも実は繰り返し回っている哀しさ。それもまたこの物語の一部。
ちなみにキャンペーン中の店頭では舞台となる月島のお散歩マップ、しおり8種類、1話おためし冊子などがおいてあります。もちろん私は入手済み。しおりは8枚集めてならべると裏にこんなメッセージ↓って、このメッセージ自体はおためし冊子にも載ってますが。
だってオラは羽海野信者だから…
これからがとても楽しみな作品。ですが今のうちからあかりさんが辛い思いをしないよう、お百度踏んでおこうと思います。私はぐが怪我した時も猛烈にダウナー入りましたので。
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