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『RANGEMAN』6巻物語は幸福に終わる。 [漫画]

大好きなモリタイシ先生の作品。最終巻です。

『RANGEMAN』6巻

 

レンジマン 6 (6) (少年サンデーコミックス)

レンジマン 6 (6) (少年サンデーコミックス)

  • 作者: モリ タイシ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/11/16
  • メディア: コミック

 

とうとう気持ちを抑えきれずに錬児に告白する風香。しかし同時に迫り来る敵の大群。それを倒すにはリミッターの解除…すなわち”恋した記憶”の消失が求められる。錬児の選択は…

素晴らしいラストだと思いました。これは打ち切りマンガです。これまでの記事を見ていただければ分かると思いますが、作者の大ファンの私でも、ちょっと残念に思うことがままありました。

でも。ラストは非常な盛り上がりをもち、美しく完結します。この巻では完全に風香と錬児の物語に終始しており、恋の喜びや辛さを知った風香の可愛さはこれまでとは段違い。凛々しく雄雄しい錬児もそれに並べる力を感じさせます。

どうしようもないようだった設定もここラストに来て強烈にプラスに作用しました。奥田さんや千代ちゃんもいい仕事ができた。もうこの作品が見れないのは残念ですが、打ち切りという厳しい状況ではあったものの、その状況でしか出来ない、奇跡的な盛り上がりを得ることが出来た作品。残念、という前にこういう物語が出来たことに多謝したいと。

やっぱモリラブコメはいいなー。エロいらんすよ。結局いたる風香と錬児の関係は一般的には歪んでますが、これで!これでいいんですよ!モリ先生の次回作に期待します。

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