『ＲＡＮＧＥＭＡＮ』5巻しかし時すでに… [漫画]
『ＲＡＮＧＥＭＡＮ』5巻
- 作者: モリ タイシ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/10/18
- メディア: コミック
ようやく自分の錬児に対する気持ちを認めた風香。しかしそんなことを露知らない錬児は、風香に次々と恋愛相談を持ちこみ…
これだ！これだよ！マンガ家さんによって得意な恋愛マンガのパターンってありますよね。例えば”障害系”の高橋留美子。二人の間の大きな障害がメインでストーリーをひっぱるパターン。”ＮＡＮＡ”のようなカッコよくてリアルでともすれば少し生々しいのも最近流行り。
で、モリ先生といえばやはり”恋愛に不器用な2人のラブストーリー”ですよ！”いでじゅう！”だって、林田くんも森さんも、まったく不器用でした。途中いい男が出てくるけど、それは障害じゃなくて、あくまで森さんの不器用さを際立たせる為のキャラだったし。
この巻では風香がフィーバー。錬児の一挙手一投足にダメージ受ける様の可愛いこと可愛いこと。１巻のころとは大違いの魅力たっぷりです。
しかし…この路線に気がついた時すでに遅し。連載はもう終了してしまいました。やっぱり初期設定、そしてその後の無駄キャラ連発が効いたのでしょう。だってこの巻、レンジマンに変身しないどころか、ストーリー方面のキャラなんて全く出てきません。千代ちゃんだってちょっとしか出てこない。いや千代ちゃんのストーリーは凄くよかったですけどね。
ぶっちゃけ、初めての携帯や一人ぼっちの風香のシーンなどはいでじゅう！の焼き直しですが、いやー、それでも充分グッときました。
次巻で完結なんでしょうねぇ…せっかく風香がココまで来たのに至極残念。
記事が気に入った方はココをクリックしてください。ランキングされます。
コメント 0