氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク7〈逆襲編〉』その闇は本当に闇ですか? [本]
クライマックス!今更ですがネタバレ含みますよ。
氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク7〈逆襲編〉』
帥の宮に川に落とされながらも何とか生き延びた瑠璃姫。再び万策を尽くし、逆襲を挑むが、その過程で由良姫の思いがけない気持ちを知ってしまい……
大サスペンスの帥の宮編もいよいよ終盤。死の淵まで追い込まれた瑠璃姫が再び仲間達と持てる知恵を振り絞り、帥の宮に逆襲をしかけます。
基本的に物語が動く話なのですが、この巻の見所はお噂はかねがね聞いていたけれど、とうとう登場の由良姫。強烈な思惑、悪意の中で弱々しく輝く少女の光。この大事の前ではどうしても後に回されてしまうことだけれども。だからこそその思いにキュンキュンきました。
そしてとうとう。本当にとうとう帥の宮をおさえた瑠璃姫。しかし何故か残る不安の影。次回いよいよ驚愕、そして悲劇のラストです。今回は7巻8巻一緒に借りてもう読了済みなので、8巻は明日記事にします。
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