『のだめカンタービレ』第1話 [過去の連ドラ]
”カンタビーレ”と間違える人多数と推測。私も最初そうだった。紆余曲折を経て待望のドラマ化。漫画原作です。
『のだめカンタービレ』第1話
音楽一家に育ったエリート・千秋真一(玉木宏)は指揮者になりたいものの日本ではやりたいことが出来ない。しかも過去のトラウマから海外にも行けないため、現在は桃ヶ丘音楽大学ピアノ科に在籍中。しかしせっかくの才能もプライドが邪魔し、クサってばかり。ある日むちゃくちゃながら魅力的なピアノの音に誘われて出会った野田恵(上野樹里)、通称のだめはとんでもないマヌケ人間だった。しかしのだめとの出会いが千秋の運命を変えてゆく……
面白い!原作はそれほどハマらなかった私ですが、これは面白い。やっぱり実際の音楽が付いていると楽しいです。
千秋君がかなり良かったです。クールでイジイジしてて愚痴っぽくって怒りっぽくって。漫画も千秋君が物語を動かしているので、ドラマでも一人負担が大きいのですが、なかなかのものでした。
のだめもキュートでマヌケで愛らしい。漫画そのままの殴られっぷり、「ぎゃぼー!」も、ちっとも違和感無かったです。変なピアノの弾き方やズレた甘え方まで、上野樹里かなりはまり役です。
放送前はかなり不安だった竹中直人のシュトレーゼマンも全然OK。むしろ他に出来る人いませんね。さすが、というべきでしょうか。他にも西村雅彦などイメージと違う役ながら独特の雰囲気があり、良かったです。
一方上野樹里以外の女優陣は……ちょい不安。彩子が歌ってるシーンは笑わそうとしてるんですよね。怖かったもの。
ラストの2台ピアノのシーンは楽しそうで音楽全然ダメな私にも魅力が感じられました。こういう方向で音楽の楽しさを見せて欲しいです。ちょっと軽いと思う人もいるかもしれませんが、辛くなるようなシーンが無く、本当に楽しく観れそうな作品です。次回も期待します。
テーマ曲も適当な歌手でお茶を濁していない点も、フジの月9としては凄いことなんでしょうね。あとエンディング見る限り、私注目の女優小林きな子さんの名前がありました。2話から出る模様。うん、いい傾向だ。
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