『ダ・ヴィンチ・コード』コレハツマラン [映画]
今さら何を。
『ダ・ヴィンチ・コード』
監督:ロン・ハワード 出演:トム・ハンクス オドレイ・トトゥ他 atシネプレックス幕張
私的満足度:★☆☆☆☆
宗教象徴学者ロバート(トム・ハンクス)は、ルーブル美術館で殺害された館長の残されたダイニングメッセージから、警察に追われることとなってしまう。そこからロバートは館長の孫・ソフィー(オドレイ・トトゥ)と共に、キリスト教世界を揺るがす謎に迫ることとなってしまう……
つまらないです。一番感心するのは「これが大ヒットするんだから情報の力はすごいなぁ」ってことです。
ストーリーは次々と謎があわれて退屈はしないんだけど、口では「世界を揺るがす」とかでっかいことばっかりいってるんだけど、実際に動いているのが数人で、しかも弱い奴らばっかりなので「ちょっとアレな人の妄想」っぽいです。冒頭ソフィーも刑事もいきなりおもくそ思い込みで行動してるし。そこで既に入れなかった。
そして皆言ってることですが話がさっぱりわからん。……私自分ではそんなに頭悪いほうじゃないと思っていましたが、この映画はさっぱりですよ。人間関係、利害関係、力関係、誰がどの組織に所属していて、どういった思惑で動いているのか、どの人物がどの人物の行動を支配しているのかさっぱりわからない。あとから反芻しても銀行頭取の行動なんて全く意味がわからんですよ。
また登場人物が全般しょぼくれてます。オドレイ可愛くない。魅力的じゃない。その他はオッサンばっかりだし。
物語のキーとなるパズルボックスみたいなのがあるんですが、アレ、本当に開けれない?現代科学を持ってしても?私だったら液体窒素かなんかで凍らせてあけようと思いますけど……
とにかく総じて面白くないです。館長が残したメッセージは分かったけどさ、何のためにマッパになったのさ?ただの脱ぎたがりかい?あと、ポスターとかには散々出ていますが、モナリザはほとんど関係ないぜ。
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