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『無敵超人ザンボット3』酷すぎる作戦 [アニメ]

またしてもアニメですよ。オタク路線から抜けれませんよ。『無敵超人ザンボット3』

無敵超人ザンボット3 DVDメモリアルボックス

無敵超人ザンボット3 DVDメモリアルボックス

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2003/06/27
  • メディア: DVD

人気ゲーム『スーパーロボット大戦』のキャラクターとして何回か出てきているので、存在を知っている人は多いと思います。でもアニメを実際見たことある人は少ないんじゃないでしょうか。私はそうとう以前に地方ローカル局の再放送で見ましたが、これがまた酷い『テッカマンブレード』に負けず劣らず、主人公たちが悲惨な目にあいます。

ストーリーは地球に宇宙から侵略者がやってくるというありがちなもの。主人公たちはその侵略者にかつて滅ぼされた惑星の生き残りで、宇宙戦艦と巨大ロボットを持っている。つまり戦う力があると。

面白いのは主人公が親戚一同含めた家族ってところです。ところがどっこい、地球人は一所懸命戦ってくれる主人公たちに対し、常に冷たい「お前たちがいるから、敵が攻めてくるんだ」って。

どうみても地球侵略に来てるのに、毎回毎回主人公一家は出てけコールを喰らう。家族一丸となって命懸けて戦っているのに、憎まれるだけ。おいおい。

後半、ようやく誤解が解けてくるんだけど、ここで敵がとんでもない作戦を敢行。さらってきた人間を爆弾に改造する人間爆弾作戦。ゲェー!敵なんて、いかにも昔のアニメのキャラクターで、普段はふざけたギャグとかやってるのに、なんでまたこんな恐ろしい作戦を思いつくのかと思いました。

改造された人間は見分けはつくんだけど、いつ爆発するか分からない。おまけに爆弾は取り除けない。ここが酷いところで、だから隔離されます。皆を巻き込んじゃいけないから。

最終回近く、主人公の友達が改造されていることが分かり、隔離されて泣き叫びながら爆発しちゃうエピソードがあります。『俺、こんなところでひとりぼっちで死んでいくのは嫌だよー!助けてくれよー!』とか言いながら。主人公は何も出来ずにただ涙を流すだけマジトラウマ

さらに主人公の声をあててるのがよりによって大山のぶ代ですよ。旧ドラえもんの。それが後半は毎回泣き叫び絶望する。のぶ代のそんな芝居、見たくなかったです。

ここまででも充分胃が痛いのに、その後は家族ほぼ全員が特攻するという、とんでもない展開になります。特攻たって、あれですよ。血気盛んな若者なんてほとんどいなくって、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さんが特攻するんですよ。

ギャグでいたペットの犬まで死んだ時は、もうこれを作っている人はどうかしていると確信。さらにラストはアホみたいな無常観で、一体誰に向けて発せられた物語なのかと思いました。

で、後年。やっぱりどうかしていたみたいです。これ作ったの、『ガンダム』でおなじみの富野御大だそうです。納得。

ランキン願マス。


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